COMIC1★15新刊「平成オタク物語」の見どころ紹介 その3

こんにちは、北近畿5号です。

今日が平成最後の通学・通勤日になった方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?マスコミでそうした特集を目にすると、いよいよ平成も終りが近づいてきたなあと改めて実感します。

さて、4月30日のコミ1で初頒布となる「平成オタク物語」の見どころ紹介も3回目となりました。今回もおすすめの記事を2本ピックアップします!

「そして、ゆとりは懐古をする」(書いた人:まいたけ)

2002年に施行された文部科学省の学習指導要領、いわゆるゆとり教育を受けた昭和末期から平成十年代前半生まれの世代は、マスコミから「ゆとり世代」と称され、授業時間の削減や学校週休2日制などでネガティブな報道をされることもしばしばでした。そんなゆとり世代も平成一桁生まれは全員が成人し、今や社会を支える若手・中堅社員となっています。

20代となったゆとり世代が平成を思い返すと何を思うのか。その答えがこの「そして、ゆとりは懐古をする」の中に詰まっています。様々なサブカルチャーが進展した平成前半に10代の多感な時期を過ごしたまいたけさんが、特に印象に残った平成の思い出の中から「テレビ」「コンシューマーゲーム機」「アナログ・デジタルオーディオプレーヤー」の3点に絞って懐古していきます。

まいたけさんにインタビューしてみました

質問1 どうしてこのテーマを選びましたか?
まいたけ:自分の生まれ年である平成4年って不幸の年って言われてるんですよね実は、ググればわかると思いますがwそんな不幸な世代な訳ですが、どうもサブカルチャー関係に関しては不幸じゃ無いように感じてた訳で、更には「いや、ある種過度期を経験したのでは無いだろうか、世代の変わり目を両方味わえた美味しい世代なのでは」と、超驚異的ポジティブシンキングの結果、時代世代の節目に懐古するにゃもってこいだと、歳を重ね懐古の意味合いが深くなった今だからこそ、まとめてみようじゃないのって思い、このテーマを選びました。

質問2 特に注目してほしいポイントがあれば教えてください!
まいたけ:デジタルとアナログの狭間を生きた、デジタル黎明期を生きた平成一桁の人なら同感出来るかも…ってな感じでニッチなネタ仕込んでるんで、何げなーく見て下さい、雑談程度の感じで軽くね。

質問3 読者の方へ一言どうぞ!
まいたけ:完璧にチラ裏平成一桁生まれのオタクの懐古録ですが、少しでも「あ、わかるわかる」ってなって頂ければ、それをきっかけに「平成も良かったなぁ」と懐古して頂ければ幸いです。

UHF局の深夜にやっていたお色気番組や、電波が弱いと全く映らないワンセグの苦労話、最新ゲーム機を持っている友達はクラスメイトから神様扱いされるなど、平成前半のオタクなら誰もが経験したはずの思い出が蘇る記事に仕上がっています。ぜひ「平成オタク物語」を読んであなたの忘れていた記憶を思い起こしてみてください。

「平成のオタクと鉄道模型」(書いた人:よしゆき)

平成の間に進化したのは家電だけではありません。大人向けのホビーであるプラモデル、フィギュア、ドールなども技術革新の恩恵を受けました。その中の1つである鉄道模型もまた平成30年の間に大きく進化を遂げたジャンルでした。

鉄道模型自体は文明開化の頃から続く文化ですが、安定した品質の製品が身近なお店で安価に入手できるようになったのは平成に入ってからだったように思います。また「Bトレインショーティー」や「鉄道コレクション」などの気軽に楽しめる鉄道模型の登場は、新たなファン層を広げるのに大きく貢献しました。

そうした鉄道模型の平成史を振り返るのがよしゆきさんの「平成のオタクと鉄道模型」です。初めてNゲージを手にした日の興奮や、電気街の模型屋をはしごした頃の思い出など、鉄道模型好きなら誰もが歩んできた記憶が今ここに蘇ります。

よしゆきさんにインタビューしてみました

質問1 どうしてこのテーマを選びましたか?
よしゆき:鉄道オタク、アニメオタク、漫画オタクなど、いろんなオタクになっていきましたが、私の人生のなかでオタク趣味として一番付き合いの長い鉄道模型(Nゲージ)を軸として、私自身の人生とオタクなっていくまでの過程も一緒に振り返って書いてみました。

質問2 特に注目してほしいポイントがあれば教えてください!
よしゆき:私が鉄道模型を始めた17年前から現在に至るまでの『私が見てきた鉄道模型の歴史』的なテイストでまとめてみましたが、ただ単に鉄道模型だけではつまらないと思ったので、当時に流行ったものやオタクコンテンツなども少し触れてみました。鉄道模型模型オタクの方も、そうでないオタクの方も読んで楽しめる内容に仕上げれたかと思います。

質問3 読者の方へ一言どうぞ!
よしゆき:約10ページ程というなかで鉄道模型の全てを語ることはできませんが、17年分の想いをこのような形で書くことができて、とても楽しかったです。思い出せるだけ鉄道模型の進化の過程や身の回りであったことを書いてみたのですが、『あーこんなこと有ったね』とか『鉄道模型って凄いな』って思っていただければとても嬉しいです!

私も小学校高学年の時にNゲージを始めたのですが、初めて買った模型を手にした時のワクワクは今でも忘れられません。社会人になってからはお金に余裕ができましたが、学生時代はNゲージ1両買うのに必死でお小遣いを貯めたものでした。そんな懐かしい思い出が蘇る素敵な記事になっていますので、続きはぜひ「平成オタク物語」でお楽しみ下さい!


以上、「平成オタク物語」の中から2本ご紹介しました。1つでも興味を持って頂ける記事があればうれしいです。

「平成オタク物語」は4月30日に東京ビッグサイトで行われるCOMIC1★15のほか、メロンブックス・COMIC ZINでも委託頒布いたします。メロンブックスでは予約も始まっていますので、ぜひご利用下さい!

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